姑息な人の特徴
表の顔と裏の顔がある
姑息な人は、自分自身が姑息な手段を使っていることを周りには悟られないように、ターゲットにだけ集中的に攻撃をする傾向にあります。
なので、周りの人への「いい人」の顔と、ターゲットに向けた「姑息な人」の顔を上手に使い分ける特徴があります。
観察力のある人は、それをも見抜いていたりしますが、職場など、あまり自分自身をさらけ出さないような場面での付き合いでは気づかれにくいことが多く、ターゲットになってしまった人だけが辛い思いをして、他の人は想像すらしていないということも多くあります。
意を決して他の人に相談しようものならば、「え、あのひととても良い人じゃない?勘違いじゃないの?」と自分自身が悪者になりかねない環境を作ってきます。
そのような周りへの印象づくり、それ自体も姑息な手段と言えると思います。
粘着質なところがある
姑息な人は、一度その手が上手くいけば自分自身のためなら、何度でもします。
でも、誰にでも同じ方法を使って相手を蹴落とす、自分自身がのし上がるといったことが出来るとは限りませんよね。
なので、一度まんまと罠にはまってしまって、周りにも相談できず、ただ耐えているだけのターゲットが表れると、執拗にその人ばかりを狙う傾向にあります。
このように、一度ターゲットになってしまうと、その後続くということも割と多いことです。
ターゲットになってしまった人のストレスはどんどん溜まる一方ですよね。
でも、姑息な手段を使ってくる人は、相手が自分自身の思い通りに蹴落とされていくのを見て、イライラしていたり困っていたりしているのを見るのが好きという特徴もあります。
なので、悔しい悲しいイライラするなどの感情をあらわにするとさらにエスカレートする傾向があります。
長いものには必ず巻かれる
姑息な人は、常に自分自身を安全な位置に置き、自分自身の立ち位置や地位が脅かされることの無いように過ごしたがる特徴があります。
なので、長いものに巻かれるタイプで、何か議論になった時でも、立場が上の人の方に賛成する、あるいは多数決に従うなどといった傾向があります。
このように、自分自身の居場所をちゃんと守りたいという特徴が強いため、誰かがミスをしたときなどでも自分自身は知らんふりをしていることが多いです。
あるいは、わざと皆にアピールしながら、「いい人」を演じてミスの穴埋めを手伝う、等といった行動をとる特徴があります。
基本的に自分自身の利益と居場所確保を最優先に考えるので、自分自身の同僚や後輩のことは見下し、上司やその会社の中で発言権のある人には媚を売る、気に入られようとするなどといった傾向があります。
自分自身ではなく、他人にやらせる
中には、自分自身の手は汚さず、他人にやらせて、誰かを陥れたり、自分自身を優位に立たせるように仕向けるという人もいます。
かなり重症なタイプの姑息な人間ですが、こういった特徴を持つ姑息な人間もいるということを知っておいた方がいいと思います。
例をあげると、誰かを陥れたいと思った時、その陥れたいと思っている人と仕事を密にしている人に、わざと仕事をミスするように仕込み、結果、陥れたいと思っている人の重大なミスを発覚させる、といったような手法があります。
このとき、相手は反論の余地もなく、また、本当は誰の仕業なのかということも気付きにくく、周りも分かりづらいことから、ターゲットにされた人が泣き寝入りしてしまうこと多くなっています。
姑息な人は、このように、人をそそのかしたり、悪い方向に人を操ることが上手だということも特徴の一つです。
他人の足を引っ張ることで自分自身がのし上がろうとする
姑息な人には、「他人の足を引っ張ることで自分自身がのし上がろうとする」といった大きな特徴があります。
つまり自分自身の実力だけでは勝負せず、常に他人を陥れる算段を立てているのです。
ただし、誤解してはいけない部分もあります。
それは、「姑息な人なのでといって必ずしも無能だとは限らない」という点です。
たとえ十分な能力を持っていたとしても、根が姑息である人は他人の足を引っ張ろうとします。
つまり、姑息な人が他人の足を引っ張ろうとするのは自身の能力とは関係なく、「常に他人が脅威だと感じている」からなのです。
本来ならそんなことをしなくても十分に実力だけで勝負可能な人も多いのですが、残念ながら姑息であるため、自分自身の実力を過小評価してしまっています。
もしもあなたが姑息な自分自身から脱したいと考えているのなら、まずは自分自身自身を見つめなおしてみてはいかがと思いますか。
ウソをつくのが悪いことだと思っていない
姑息な人というのは、目的のためには手段を選びません。
なので、いわゆるモラルの面についての意識などは、他の人たちと比べると相当低いといえます。
そしてそこでクローズアップされるのが、「ウソをつくのが悪いことだと思っていない」という特徴です。
姑息な人は、他人を貶めたり陥れたりすることに躊躇がありません。
なので、平気な顔をして信じられないようなウソをつきますし、そのウソが自分自身に有利に働くなら、むしろそれが当たり前だとさえ思っています。
もしもあなたの近くに一度でも信じられないようなウソをついたことのある人がいるなら、決して信用しないようにしてください。
どうしてならそういう人は、姑息な人である可能性が極めて高いからです。
信用した挙句裏切られて損をするのはあなた自身ですので、姑息な人の動向には常に注意を向けておくようにしましょう。
使用可能なものは何でも使用する
あなたは、姑息な人が最も重視していることが何なのかをご存知と思いますか?
それはズバリ、「楽をすること」です。
姑息な人は、自分自身が楽をするためなら手段を選びません。
つまり、「使用可能なものは何でも使用する」という大きな特徴を持っているのです。
なので、当然他人を平気で使用して切り捨てるといったこともやってのけますし、さらにひどいときには、家族や恋人といったより身近な人たちまでをも食い物にします。
さらに姑息な人は言い訳をすることにも慣れていますので、たとえ使用された人が怒って詰め寄ったとしても、そんな追求の手をいとも簡単にかわしてしまうのです。
そのような姑息な人に対処するためには、とにかく関わらないようにするしかありません。
もし少しでも「この人は楽をしたがってるな…」と感じたら、決して近寄らないようにしておきましょう。
とにかく友達が少ない
世の中のほぼ全ての人は、姑息な人が嫌いなのではないと思いますか。
そのやり方に腹を立てている人も多いと思いますし、人として信じられないと感じている人も少なくはないと思います。
姑息な人というのは周囲からそのような目で見られているわけなので、当然のことながら「とにかく友達が少ない」という特徴を持っています。
わざわざ姑息な人と友達になりたいと思うような人はいないと思いますから、それはある意味必然だともいえると思います。
もちろん堂々とした人でも友達が少ないことはありますから、単に友達が少なければ必ず姑息な人だということは可能でせん。
しかし、自分自身の態度をハッキリさせず、なおかつ友達も少ないといった人のときは、姑息な人である可能性がより高いといえると思います。
友達が多いか少ないかぐらいはすぐにわかりますので、姑息な人を見抜くための判断材料にしてください。
姑息な人の対処法
相手にしないで無視をする
姑息な人の対処法としては、基本的にはまともに相手をしないで無視をした方が良いと思います。
姑息な人の多くはまともにやり合っても、すぐに姑息な手段ですり抜けようとします。
まともにやり合うだけ無駄だと思えてしまうと思います。
姑息な人はその場しのぎでの言動や行動が多いので、とにかくその場をしのぐために何でもします。
いくらこちらがまともにやり合おうとしても、姑息な手段でその場を何とか切り抜けてしまうと思います。
姑息な人は自分自身が悪者になるのを嫌います。
なので自分自身では何もしないでまわりの人を使ったり、自分自身が悪者にならないような作戦を考えています。
姑息な人とやり合おうととしても、相手はちゃんとと対策を立てているので、なかなかまともにやり合うことが難しいと思います。
姑息な人だと思ったら、相手を無視して相手にするのを止めましょう。
まわりの人を自分自身の味方につける
姑息な人は自分自身が悪者になりたくないと思っています。
なので自分自身が追い詰められそうになると、どんな手を使ってもその場しのぎですり抜けようとすると思います。
しかし自分自身以外にもまわりにいる人の助けを借りれば、相手は一時しのぎをすることも難しくなります。
姑息な人を相手にするなら、まともにやり合おう吐するのは止めた方が無難です。
一時しのぎの作戦は豊富なので、きっとまともにやり合ってもバカらしく思えてくると思います。
自分自身一人ではやり合うことができなくても、まわりにいる人が味方になってくれればやり合うことが可能なかもしれません。
姑息な人は自分自身を良く見せようとするので、自分自身の評価をなるべく下げないような行動をします。
なのでまわりの人が相手の見方だと分かると、相手と戦おうとせずに大人しくなります。
はっきり嫌な部分を相手に伝える
姑息な人は何をやっても姑息な手段を取ってきます。
そんな人とまともにやり合っても、バカを見るのは自分自身です。
自分自身を良く見せようとしたり、悪いことをする時でも自分自身ではやらずに、他の人にやらせたりするのも平気です。
とにかく自分自身の評価が落ちたりトラブルに巻き込まれるのがいやなので、一時的にでもその場しのぎで乗り切ろうとfします。
そんな時は遠回しに相手に言うのではなく、嫌なことをはっきりと相手に伝えましょう。
一時しのぎでその場を乗り切れたとしても、相手から嫌われることが嫌なので不安に思うはずです。
姑息な手段を使って攻撃してきたとしてもはっきり嫌だと伝えれば、見破られていると焦ってしまいます。
姑息な人はいろいろな攻撃や回避方法を持っているものです。
自分自身のまわりに姑息な人がいれば、はっきりと自分自身の気持ちを伝えることで、自然と自分自身から離れていくと思います。
論理的に話して逃げ道を無くして追い詰める
姑息な人と戦うには、姑息な人の習性を使用するしかありません。
姑息な人の対処法としては、相手が一時しのぎができないほど追い詰めることです。
自分自身の身を守るのが上手いので、攻撃する時もされた時も姑息な手段を容赦なく使ってきます。
普通ならまともに相手をしない方がいいのですが、どうしても相手が許せない時にはとことん追い詰めることも必要です。
姑息な人はその場しのぎの発言や行動が多いので、言葉の揚げ足をとったり、倫理的に相手を追い詰めて逃げ道を無くしていきましょう。
一時しのぎはその言葉通り、一時的に相手の攻撃をしのぐだけに力しかありません。
相手が一時しのぎができないほど追い詰めるなければ、戦うことができないと思います。
姑息な人の対処法としては、相手が一時しのぎできないほどに追い詰めてやりましょう。
巻き込まれないようにする
姑息な人は自分自身がきっかけで何かことが起きたときには、自分自身には非がないように振る舞います。
そして、いつの間にかまるで周りの人達に非があるような状況に仕立てあげることに長けています。
まずは、その非が自分自身に降りかかってこないよう気をつけましょう。
姑息な人は常に計算高く、まず第一に自分自身の立場を守るために動きますし、可能なだけ自分自身の都合の良い有利な方向へ持っていこうとします。
また、姑息な人はなるべく自分自身が楽をして成果をあげようとするので正しい方法をとらず勝手なやり方をすることもあり、トラブルに発展することも少なくありません。
気付いたら相手に使用されていた、なんていうことにもなりかねません。
可能なだけ姑息な人との距離を保ち、関わらなくてもよいところは自ら近寄ることがないようにしましょう。
足元をすくわれないようにする
姑息な人と接する際は、挨拶やお礼を忘れずにしておきましょう。
これは、何かあった時のターゲットにされないためでもあり、相手の機嫌を損ねないためでもあります。
また、会話をする機会がある時は、決して他の人の悪口や噂話をしてはいけません。
一緒になって悪口を言ったり、つい噂話をしてしまうことで情報源とされ、「○○さんが言ってたんだけど、」などと周りの人達に告げ口されてしまう可能性があるからです。
また、その人の前で自分自身の失敗を隠したり、仕事で手抜きをしたりすることも要注意です。
こちらの弱みを見せてしまうと、ともするとつけ込まれてしまい使用されてしまう可能性があるからです。
姑息な人とは必要最小限のお付き合いで、接する際は足元をすくわれないよう正々堂々と、また丁寧に対応しておくことが大事です。
証拠を残しておく
姑息な人は常に自分自身に非が無いように振る舞います。
例をあげると、そんな姑息な人に仕事を頼まれ、指示されたままに作業をしたら上司に怒られてしまった、なんてことがあったらどうしますか?
その人はまずすぐに自分自身は悪くないことを主張すると思います。
そしてその責任は結局自分自身がかぶることになってしまいます。
こんなことが度々あったのでは辛すぎますよね。
今後は姑息な人の指示で動く時、また一緒に何かをする時などは、後からきちんと説明可能なように何かしらの証拠を残しておきましょう。
その人からの指示のメモがあればそれをとっておいても良いと思います。
後から「このメモに従って作業しました」と上司に説明することが可能です。
もし何も無ければ自分自身で作ってその人にもチェックしてもらい、相互に了承を得てから作業を始めるのも良いと思います。
自分自身を守るために、自分自身の正当性を説明可能な状況を作っていくことも大事です。
責任の所在を明らかにしておく
姑息な人と一緒に仕事をしていて、いつの間にか責任をなすりつけられているということもあります。
自分自身は常に楽をしたいということが根本にあり、責任もとりたくないわけです。
その姑息は相手が同期や後輩であれば、自分自身の責任だけを全うして進めていくことも可能なと思います。
しかし、姑息な相手が先輩だとするとその指示に従わざるを得ず、難しい立場になってしまいます。
そんな時は、上司を巻き込みましょう。
仕事を進めていく方向性や方法など進む過程において上司にも報告しておけば、最終的に全責任を負わされることもありませんし、作業を全否定されるようなことは回避可能です。
姑息な態度は上司にもわかっていて欲しいところですし、それをわかった上で職位者として管理して欲しいものです。
なるべく早い段階で進捗状況を報告しておくことは一つの手段です。